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北海道大学発宇宙スタートアップ、 Letara(株)がテキサスA&M大学とインターン生受入れ契約を締結

更新日:5月27日


人工衛星などの宇宙機向けの推進系を開発する北海道大学発スタートアップ企業であるLetara株式会社(本社:北海道札幌市。共同代表取締役:Landon KAMPS、共同代表取締役:平井翔大)は、テキサスA&M大学(アメリカ)と、同大学の学生のインターンによる受け入れなどを目的とする契約を締結した。 

Letara社にとって、国外の大学とインターン生の受入れに関する契約を締結することは初めてのことであり、今後は、さらに国際的な学生・研究者との交流を増やしていく。 


【本契約の目的】 

Letara社はテキサスA&M大学とのインターン生受入れに関する契約を締結することで、同大学の学生をインターン生として定期的に受け入れていく。 

Letara社は自社の宇宙機用推進系を販売する上でアメリカのマーケットをメインターゲットとしており、学生及び研究員レベルでの交流がアメリカの市場における自社の存在感の向上に寄与すると考えている。 

一方、Letara社はプラスチックを燃料にした宇宙機用ハイブリッド化学推進系の分野で世界をリードしており、テキサスA&M大学の学生としては、同社の有する技術を実用化レベルで学べる機会となり、加えて、インターンとしての活動が大学の単位取得につながるというメリットがある。 

Letara社としては、学生や研究員同士の交流を国際的に広めて、現在及び将来にわたって同社の技術をグローバル規模で普及していくことを狙っている。今後は同様の契約をより多くの大学や研究所と締結していく方針である。 



【インターンシップ生のCalvin Nguyenさんからのコメント】 

Letaraでの仕事はとても楽しく、没頭できる日々を送っています。私は研究をするのが大好きなので、すぐに設計プロセスや数値モデリング、実験テストに携われることに興奮しました。授業で学んだ熱力学、流体力学、熱伝導の概念を応用して、ロケットノズル内で発生する熱をシミュレートし、ロケットの性能を最適化する設計しています。私は、ハイブリッドロケットの設計に関連する課題を解決するために、ユニークな視点やアプローチを導入している複数の異なる国から来た有能なエンジニアと一緒に働いています。仕事以外では、日本の豊かな文化に触れ、伝統や料理、美しい名所を堪能しています。


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