Letara(株)がNEDO DTSU事業PCAフェーズに採択 最大で約 10億円の助成
- chrisyuen3
- 6月24日
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LetaraがNEDO DTSU事業 PCAフェーズ (実用化研究開発(後期)) に採択

Letara株式会社 (本社: 北海道札幌市、代表取締役Co−CEO平井翔大、および同KAMPS Landon)は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)に採択され、最大で約10億円の助成を受けることが決定しました。本事業を通じて、小型宇宙機(人工衛星)に対応した小型ハイブリッド推進システムの宇宙実証を目指します。本事業のPCAフェーズでプラスチックを使用したハイブリッド推進システムの軌道上実証に成功すれば、Letaraの技術は史上初の軌道上実証済みハイブリッド推進システムになります。
Letaraはこれまで、NEDOのNEP事業およびDTSU事業のSTSフェーズにより、革新的な推進技術を利用したハイブリッドエンジンの複数のプロトタイプ開発に成功してきました。この度、DTSU事業のPCAフェーズに採択されたことでLetaraは宇宙空間での軌道上実証、ひいては推進システムの大規模な商業化に、これまで以上に近づくことができます。
本事業の目指している成果
助成事業期間終了時(2026年度見込み)には、革新的なハイブリッド化学推進システムの宇宙実証の完了を目指します。また、DTSU事業のDMPフェーズを見据えたスケーラブルな設計の実証の準備を進めていきます。本助成プロジェクトを通じて、プロジェクト終了時には市場参入していき、契約獲得できる基盤を構築することを目指します。
■関連リンク
NEDO DTSU事業について
Letaraの過去の採択記事 (2023年9月)





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